20020426 ナディッフ
「白いギターと社長」


発表が直前だったけど、行く気満々!仕事を終わった足でそのままナディッフへ向かいました。
今回は「白いギター」と聞いて「パンタロン」を思い出したので、白っぽいパンタロンちっくなパンツを履いてナディッフへ(笑)。しかし、若い子向けの服のため裾が長すぎ。一番高いヒールを履いていったけど足元は「殿中でござる」そのもの^^;
パンツをひきずりながら5分前ぐらいにナディッフ到着。ビットナイトみたいに座り込んで見るんかなぁ、と思ってたら、レジ前に椅子が20脚ほど並んでる。正面には長机。社長がノートPCでなにやら格闘中。後ろにはフォークギターが2台。椅子は埋まっていたので、椅子の後ろにありと立つ。
なんか、変。ものすごい静か。気持ち悪いくらい静か。みんな黙って社長を見守る…。



タイトル案。


トークはこんな感じ。


社長がいったんはけて、ナディッフ店長の挨拶。やっぱり暗い!なんだぁ!この暗さはぁぁぁ…。と思いつつ、明和ワンピの女性が挨拶。
NTT出版の黒杭さんと言う方で、「魚コードができるまで」の編集を担当した方。彼女が司会進行を務めるらしい。そして社長登場。
そして社長登場。マイクが全然通らない(笑)。あまりに音が出ないので黒杭さんのマイクと交換。そして通らない(笑)。「場所が悪いんかな」といいつつ、トーク開始!
今回のイベントは「魚コードができるまで」の本ができあがるまで裏話や、かけなかったお話がメイン…というのは建前だったらしく、新製品のフォークギターを使った製品をみせびらかしたかったらしい…。

まずは、本ができるまでのお話。この本の企画が持ち上がったのは実は1年前。全然違う内容での発売、ということだったというお話からスタート。
最初は「明和電機事業計画なんたら…」というどえらいオカタイ本の予定だったらしい。
それが社長がなんでも自分でやりたがり、の性格のためこんな本になってしまった、みたいな話をしてました。
いろんなタイトル候補も資料をみながら説明。「飛び出せ!製品」とかなんかのパクリが多かった気が…^^;

次に本の第一章からの話について。パチモクネタのときには「木魚ってどこで買ったんですか?」との問いに「楽器屋さんです」と一言。へぇ、木魚も楽器屋で売ってるんだぁ、とヘンに感心(笑)。
黒杭さんの「何かココにかけなかった裏話は?」の質問に「いやー、全部書いちゃったんで…。かけなかったのはおにいちゃんのことぐらいですね」と一言(笑)。
中学時代のポエムも登場。「実家からコレがきたときはどうしようかと思いました」から始まって、もう照れまくりの社長。1ページずつ自分でこっそろり覗いてみては「うわっ!」とか「…オカリナがありますね」。「読んで下さい」といわれても、照れまくり。恥ずかしい恥ずかしい、を連呼。これだけ取り乱してる社長を見るのって初めてだぁ!!
「まだ高田純二にはなれませんね」には爆笑したなぁ。



ポエムで照れまくり。

 

そして社長のマイブームの話に。「今のマイブームはフォークギターですね」といい、フォークギターの思い出話に。
高校時代のフォークソング部ででみんなで吉田拓郎の「人間なんて」を今の自分の思いを歌詞にして泣きながら2時間ぐらい歌い続ける、とかやっていたらしい…(笑)。

そして、白いギターの実演に。
MIDIソフトにつなげて、その信号から動く自動ギターということらしい。最初にPCをいじってたのはそういうことだったんか!
そして、ソフト起動…が、どうやら調子悪いらしい。そこから社長の格闘が始まる(笑)。その間に、前もってお客さんに書いてもらった質問にも答える社長。焦りながら、質問に答えだすと止まらない。その間にも「・・・・パソコンがフリーズしました…。再起動です」と大焦り。
質問の中では「チョコエッグのおまけになるっていう噂は本当ですか?」というものが。「どっからその話漏れたんですか?え?誰ですか?キューブのまわしもの?」とか言ってましたが、どうやら、小さくすると弱くなりすぎてそのお話は流れてしまった模様…。
再起動を数回繰り返したあと、思いついたように社長が「サイン会を先にやりましょう!」と(笑)。
工員さんがPCを裏にもって行き、社長のサイン会が始まる。今回はナディッフでグッズを買った人がサインをもらえるということだったので、魚コードストラップの白を購入。サインの列に並ぶ。
社長に笑顔でストラップを渡して「好きなことを書いて☆」と言ってみると、「また!」と…(わからん人は去年のルミネtheよしもとレポを参照)。今回書いていただいた言葉は「パソコンなんて使いたくない 信道」。…わしに喧嘩売ってんのかぁ、みたいなコトを書いていただきました(笑)。

サイン会終了後、またPCと格闘する社長。一瞬音が鳴った!「なんか頼りないなぁ、お前…」とギターに訴えかける社長。時間がそろそろヤバくなってきたところで、「最後の手段があります。コレでダメだったら…」とPCを操作。やっぱりダメらしい。「あ、もう一つ方法が!」とPCと格闘。「・・・フリーズしました」。
そして、もうナディッフも閉店のお時間。
「本当にごめんなさいっ!!本当は黒杭さんがフルートを吹けるということなので、ギターとフルートでみなさんと「地球のプレゼント」を歌う予定だったんですっ!!」。え゜ーーーーん。歌いたかったよぉぉぉっ!!「早い時間からきてた人は聞きましたよね?」とも言ってました。うーん、ギリギリで着いたわしらは聞けなかった…。


本当にごめんなさいっ!
最後の最後まで悔しそうだった社長。未練がましく「次の東京でのサイン会ってありましたっけ…?」とスタッフに聞いてました。
「今年はツアーも予定してますんで、ツアーでやるんでぜひ来てください」とも。

こうして、メインの「白いギターみせびらかし」はとうとうできないまま、イベントは終了したのでした。
しっかし、「製品がぶっこわれ」で動かなくなるのは頻繁な明和だったけど、今回はソフトが起動しない、という理由での断念。
悔しかったんだろうなぁ、社長…。

なんかちょっぴり淋しい感じで、ナディッフを後にして、ありとちんくまとナディッフ向かいのロイホで食事(ロイホ、味落ちたよな^^;)。
その後は、いつものよーに、アムトラで踊って帰宅したのでありました。

うーん、3週間も開くと記憶がオカシイ…。うろおぼえレポでした☆