20010623 静岡サールナートホール
「モノの芸術・メディアのアート−表現者たちの冒険−」


あまり行く気でもなかったのに「とりあえず送っておこう」と申込みのメールを出したのが5月下旬。忘れた頃に整理番号の書かれたメールが届き、「外れた人も沢山いるらしい。これは行かなければ外れた人に申し訳ない!」ということで7:30発の高速バスに乗って一人淋しく静岡へ。
海沿いを走る道で一人感動。海なし県出身者のおかしな特徴!?

10:30静岡駅着。雨はどうやら降っていない模様。まっつん(遅刻魔)と待ち合わせしてとりあえず静岡の街中を散策。
今回のイベントは先着順で13:00から入場。「前で見れなくてもいいよね〜」なんて言いながらのんびりと定食屋さんで昼飯。

12:30頃会場に到着。思ったよりも人は並んでない…。前の方に並んでるとさみづきさんとモッサさんに手を振りつつPOTEさんと合流して開場を待つ。
わしらが並び始めた直後からどやどやと人が。やっぱり今回も明和ファンっぽい人よりも地元の学生さんが多い感じ。
並んでる列は2列。「整理番号をお持ちの方」と書かれた列と「モニター席」。どうやら抽選に漏れてしまった人たちのためにモニターを置いた部屋を用意。そこでも講演の様子が見られるように、との事らしい。

建物内に入ると今回シンポジウムに参加する先生方の本、キューブ商品たちが沢山ならんでおりました。どうやら、明和の商品たちはナディッフが出張販売を行っていたらしい。
受け付けで整理番号と名前を告げて資料を貰っていざホールへ。
定員が240人ぐらいの小さなホール。前から5列目のど真ん中に座る。思ったよりも前のほうに座れたなぁ…。
ステージ上は、左端にノートPCが置かれた机、「明和電機 土佐信道」の文字。隣にプロジェクター。中央に「モノの芸術 メディアのアート」と。壁には大きなスクリーン。
貰った資料を見ると、13:30〜14:20が明和電機トークイベント、14:30〜16:00がシンポジウムとのこと。長丁場だな、今回…。


13:30、常葉学園の方から挨拶。なんでも常葉学園大学で来年度から造形学部ができるとのことでこのイベントが開催されるらしい。
カンタンな挨拶の後、新社長が登場。「169cm、50kg。非常に軽い男でございます」・・・山梨と一緒。

内容は山梨とまったく一緒でした。
違ったところは最初の明和電機社歌のビデオが流れなかったこと、デモがなかったこと、最後の質疑応答がなかったこと…ぐらいかな。
あ、あとスライドが左右反転だったものが数枚…^^;

10分の休憩を挟んでシンポジウム。
シンポジウムは、左から筑波大のコーディネーターの三田村先生、大道芸WCプロデューサーの甲賀雅章さん、東大の佐倉統先生、静岡大の杉山明博先生、メディアアーティストの近森基さん、そして新社長。
三田村先生曰く「五十音順に並べてもらった」んだそうです。

最初に5分ぐらいづつ「自分なりの『モノの芸術 メディアのアート』」について順番に語るという感じ。・・・がみんな、5分じゃ終わらない終わらない^^;。
甲賀さんのお話の中で「大道芸ワールドカップ」の様子をビデオで流したんだけど、あれ生で見てみたいなぁ…。11月頭に静岡市内で大々的に行われるらしい…。
佐倉先生は「明和電機が出るからホイホイ受けてしまったんだけど、僕は造形が大嫌いで失敗したなーと思ってます」と。人間の進化論と芸術が産まれた時期(?)についてOHPを使って語る。
杉山先生は入場時に配布された資料の中にあった「SUGIYAMA MEMO」を元に語る。今回の開場となった「サールナートホール」に置かれているテーブルとかも杉山先生の作品なんだそうだ。
近森さんは若い!他の先生たちがスーツの中、TシャツにGパン。ジャケットを羽織ってましたて。PCを使って自分の作品の紹介。「えーっと...」がとにかく多かった^^;筑波大に編入するときに筑波大の中を新社長に案内してもらった話も。新社長「懐かしいですね」と。
・・・そして新社長の番…のはずがこの時点で既に1時間経過。「僕の意見はとりあえず置いといて三田村先生まとめてください、と」。

一通り話しがまとまった(?)ところで、最後に「常葉学園に造形学部ができるが、どのような学校にしたらよいのか?」について。
学生だった人からの意見を…ということでまずは近森さんから。「先生がいる前で言い難いんですけど、思い切って言います。僕は学校は「お金を出して時間と場所を提供してもらうもの」と考えてました。授業はあまり…」に先生方失笑。
新社長も自分の学生時代の話を。話すのはいいけど先生がいる前からかかなり戸惑ってる様子。言葉に迷っていると三田村先生が「じゃ、先生はいらない、とそういうわけだな?」
「・・・・はい」。会場爆笑。
逆に杉山先生は「いや、先生は必要だ」と(笑)。
結局話はまとまったんかなぁ…(遠い目)。
とにかくこの内容は面白かった!

最後に常葉学園の副理事長、理事長からの挨拶。やっぱり困ってらっしゃいましたね…(笑)。
ちなみに、具体的内容が少ないのは、わしの頭のなかから話がぶっとんでいるから(爆)。
すんません…。

・・・と、ココまでは明和電機を堪能。イベント終了後静岡駅へ移動。静岡駅で急いで東京に戻るっぽい合田さんを発見!わしとまっつんは展示してあった「スカイライン」のニューモデルが気に入らないと、語ってた間だったらしい^^;とさみづきさんちょっとお話してた様子でした。・・・・ってコトは、新社長はまだ静岡にいるってことだ。マネージャーは田井地くん一人なわけだ(いや、別にだからどうってワケじゃないんだが…)。
その後、とさみづきさん、POTEさん、モッサさん、まっつんと5人でお茶しつつ談笑。
「またルミネで会おう」といい、解散。


・・・その後、わしとまっつんのメインイベントが始まった(爆)。
「黒はんぺんを食うのだ!」というステキな企画。いつぞや見た「松岡修造の食いしん坊万歳!」で静岡の黒はんぺんというものが紹介されていたのを見て、どうしても食いたかったのだ。時間も半端だし、と静岡駅構内にあるビヤホールへ(笑)。
黒はんぺんもともかく、備長まぐろのたたき、桜えびのサラダ、と静岡を堪能。酒が進む進む!ビヤホールだからビールも旨いのだ!

3時間ほど飲んでゴキゲンなワタシ達(笑)。「そーいや、静岡ってケントスあるのかなぁ。ありそうじゃない?」という話へ。まっつんのiモードで検索してみたらあるじゃん!ケントス!!
ってなワケで帰ることをあっさり諦め、タクシーに乗って静岡ケントスへ(笑)。
リクエストカードを書いて、ステージでいじってもらい、オリジナルカクテルに「宇宙のファンタジー」というものを発見。「チャイナブルーとどこが違うのじゃ?」「じゃ、チャイナブルーも頼もう」…。結果=あまり変らない(笑)。
静岡ケントスのハウスバンドの「フルハウス」というバンドはちょっと控えめ、でもとっても演奏の上手いバンドでした。思いっきり踊ってきたし(爆)。また、演奏する曲がいいモンばっかりだったんだよっ!!

閉店までケントスを堪能したあと、飛び込みでホテルに入って就寝。昼頃まで静岡でだらだらしたあと、新幹線で東京に帰ってきました。
いやぁ、偏った静岡観光、楽しかったわっ!!

明和レポ違うのはもう、いつものコト!?・・・すんません…。