20001113 京都精華大学芸術学部大学院研究会
特別講演トークショー
Written by まっつん



広島で同行した四国のゆかりちゃん、おこぼれで昭さん、あさとっちさんと共に学生でもないのにこっそり行ってまいりました。内容としては殆ど米子と同じです(笑)

社歌・パチコイデモも滞りなく終わり、変な間で自己紹介。なんか社長がヘンです(笑)
まず近況報告。昨日の米子のことを話す。山陰出身者がいるか聞かれ、思わず手を上げる。
しまった・・もう大人しくしておこう(焦)。「鳥取砂丘とらくだに乗るための台」を写生してきたという社長。今の季節らくだは重役出勤で会えなかったそうです(笑)実は昨日も同じことを言っていました。
芸術の大学だということを副社長の喋りで初めて知る社長。びっくりして「教えることはなんもないぞ!?」と社長。「『そんなぼくを見て!』でいいんじゃないですか?」と副社長がフォロー?(笑)
パチモクを降ろす時、初めて副社長が「中絶と同じですね」とコメント。今まで気付いてくれた人が少なかったからかしらん?(笑)続いて「3週間までに堕ろせば笑い事で済みますから」と社長。そんなんやから・・・げほっげほっ。社長の人生観を垣間見ました(笑)

AAAのビデオで大爆笑。副「ナゼこんな風になったのかわかりませんね。」社「え?そうなん?ぼくはしっかり覚えてるで」・・・魚器図鑑のお陰でわしもよく知ってます(笑)
尚「淋しい熱帯魚」は社長の会社員時代のカラオケ十八番だったということが暴露されました(笑)。

NAKI。魚コードを持った社長の姿で「X−JAPAN」と副社長。良かったね、ウケて。米子ではさっぱりだったもんねぇ(笑) グラフィッシュで会場から「いや〜」の小声が。だから初心者は引くってば(笑)肺魚の「かわいいなぁ」では「えぇ〜?」の小声もあがってました。

ツクバ。やっぱりウルトラフォークUの副社の「琵琶法師もどき」は爆笑でした。体中にお経を書いてやりたいそうです(笑)

副「我々の発明は魚器・ツクバとありますが、明和電機の発明の中で一番の発明は『明和電機』なんですね。『明和電機』という発明があったからこそ、一見バラバラに見えるこのような(魚器・ツクバ・NGKなど)活動ができるわけですね。PCで言えばOSな訳です。」おお、それは言える!!いやぁ、これを発明した君ら(えらそう)は素晴らしいぞ!!
社「アプリケーションは豊富です。」副「そのアプリケーションが暴走するとこうなるという映像をお送りします」ん?ナニ?・・あ、『ツクババリバリ伝説』だぁ〜♪←大好き
(映像は言うまでもなく画報3)1コーラスだけの紹介だったけど、やっぱり素敵です♪
ここまでが「明和電機のルネッサンスからバロック」(社長談)までの紹介でした(笑)

ビットマンの紹介時、副「5800円です」学生♂「安い!」・・・え?安いのかコレ?(汗)
最近の大学生は金持っとるのぅ(涙)因みにビットマンを振る時の副社長のうめき声は、わし的にめっちゃそそられます(爆)。
末京液では「シャンプー何使ってます?」と金髪ドレッドの人に聞く。ドレッドは普通シャンプーでは洗えないでしょう。案の定「使ってません」との答え。「え?なんで?使ってないの?」と副社。しらないの〜?(笑)
その後EWのHPを紹介。今回は施設が整ってるからいろんなことできますなぁ。

次にこれまで社長が書いてきたものを発表。東京タワー・大宰府天満宮の飛梅・成田空港のジャンボジェット機・太陽の塔の背中の黒い顔・ポートタワー・瀬戸大橋・厳島神社の鳥居の真横(なんじゃそりゃ)・鳥取砂丘・・・アルベロ展ではどれが展示されていたのでしょうか(笑)明日は京都タワーを書くそうです(笑)

次は質問コーナー。
この中でみんなが気になってることが質問され、その2人のやりとりがおもしろかったので載せちゃいましょう(笑)

社長に「芸大受験はどうするんでしょうか?」との質問で、
社「絵を習っていますが一向に上手くなりません。いわば今自転車の練習で言うところの補助輪つけた状態ですね。」
副「例えは判るけど内容がよくわかりません(笑)」
社「ある日突然自転車って乗れるじゃないですか。その日がくるまでまだ待ってるという状態です。でもわかんないですよ。僕、兵庫県赤穂市出身なんですが、大石内蔵助という有名な人がいるんですが、裏表激しいですから、私も・・・」
副「(笑)さっきから例えは判るんですが、内容がど〜〜しても繋がらないんですけども(笑)」
社「私も裏表激しいですから・・」
副「大石蔵之助は裏表が激しいんですか?・・あ、そうか(笑)」
社「だから12月8日の討ち入りの日に寝返っていきなり大学入試センターに行っているかもしれない。という危険性はあります。」
副「・・やっぱりわかんない(笑)」
・・・・・広島以来、社長の人となりがだんだん見えてまいりました(笑)

「社員は何人ですか?」の問いに「2人です。(2人が)濃すぎて(他の人が)入れないんです。」コレ、わし的にめっちゃツボでした。ふと某氏サイトのチャットを思い出してしまったわたしは・・(以下自粛)。

「どんなマンガに影響を受けたか」で、社長が「つる姫じゃ〜っ」を読んでいたことを披露(笑) でも、なんの反応もなかったところを見ると、今の大学生は「つる姫じゃ〜っ」を
知らない様子。あの空間でわかったのはわしだけか?(苦笑)
「「誰ピカ」では誰がいやか?」というすごい質問もありました(笑)

会場からの質問が途絶えたところで、社長が「いい機会だし、僕が質問してもいいですか?
デッサンってやんなきゃいけないんですかね?」わしとゆかりちゃんは爆笑。広島で質問したのと全く一緒やん(笑) 副社長がデッサンの必要性について熱弁を振るう。おぉ、なんだか美術的な話だぞ。一応納得したが、でもやっぱり悩む社長。「だって僕の周りにはデッサンはしなくていいって人が多すぎて・・・」
そこで副社長が秀逸な結論を。
副「それは『社長はデッサンをしなくてもおもしろいからしなくていい』ということだと思うんですよ」場内爆笑。
社「それはキャンバスで勝負するなと言うことですか?(驚&笑)」
副「『社長』っていうキャラで絵を書いている。それだけで既におもしろいんですよ」
社「これが既にひとつの『彫刻(作品という意味)』なんですね?(笑)」
副「そうそう、そこで社長が書いている絵をうんじゃらかんじゃら言って、社長がショボンとなるよりは、『社長が書いている』。それでいいじゃないか。と」(笑)
社「じゃ、先になんかキャラクターを作ったほうが芸術家は「勝ち」なの?」
副「それは片岡鶴太郎やピカソなんかがそうですよね。それはあると思いますよ。
そういうシステムを作ったもんがちっていうのは、現代美術の歴史においてありますね。」
・ ・・・この後もなんだか芸術論みたいな話になって、よく判りませんでした。
理解できないのに聴講するなって感じですね。(自爆)

さすがに大学院の授業の一環として開催された講演会だけあって、いつもとは違う、明和電機の深淵を見たような気がしました。(笑)
最近明和さんのお陰で芸術(美術)というものに興味を持ち出しているので、
表現することは無理だけど、鑑賞する楽しみを増やしていきたいな〜と真面目に思ってしまったわん♪ホントにとってもおもしろかった。

これで多分20世紀の生明和は見納め。
帰り際ゆかりちゃんの念願の「画報2」も購入することができ、いろんなものをもって帰った1日でした土佐。